田舎でくらす・・・

アイデクス

2011年04月01日 09:21

市街地に事務所を持ち、閑静な場所で生活することが私の希望していたスタイルです。
仕事場は来訪者に説明ができ、車で来られ、公共の乗り物へのアクセスが容易であれば目抜き通りでなくても充分です。閑静な田舎と言っても僻地ではなく、市街地へと30分以内の車通勤で行けるような場所が望みでした。15年程前に仕事の関わりから旧芝川町に土地と自宅を取得し、先祖から受け継いだ富士市の土地に事務所を構えました。
市街地は物流が豊富ですし、平坦地の生活は移動に楽です。田舎は買い物等の生活面での不便はありますし、土地の高低差も大きいです。
それでも、住まいは田舎が好いと思った理由は、静かな時間を過ごせるからです。そして、4季を肌で感ずることができるからです。
春になれば、木々が芽吹き、鳥がさえずり静かな一日の始まりを告げます。
夏は緑の山を渡るさわやかな風が吹き、雨が降れば沢を落ちる水の音が聞こえます。
秋は木の葉が色付き、収穫の空気に触れ、長い静寂な夜を過ごします。
冬は眠りに就いた山を眺め、夜空の星の多さに感銘し・・・・・と言った感じです。
私が暮らしている地区は小中学生が15人程度の高齢者が多いところです。60歳の私は若いグループになってしまいます。元気な年寄りが生き生きしている部落です。