耳順のひとり台詞

2013年09月30日

本(小説)と私 その2

夏が終わり、夜が過ごしやすくなったこの頃再度本の虫になり始めました。しばらく前から藤沢周平の原作が映画化されたDVDを鑑賞することが重なり、私が、人と人の交わりを深く味わうようになってきたからかもしれません。現代の様なものが豊かな時代では無く、人の心使いが人を動かす。ともすれば、絶命しようとも意思を貫かなければならない時代が有ったことを強く感じ取っています。しかし、DVDは鑑賞者に見せる為に作られたものですから演出家の意図しか汲み取れません。本は読み手が想像する世界が限りなく展開され、読者の年齢、性別、感性等により作り上げる様々なシーンには格別なものがあると思います。今は、山本周五郎の短編を読みあさっています。



Posted by アイデクス at 16:20
 

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