耳順のひとり台詞

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2015年03月31日

政(まつりごと)

以前、時代劇を見ていた際に時の権力者が「政(まつりごと)とは小さな命などは無視しなければ、やって行けない!」と言った場面が思い起こされる。先頃の中学生が凄惨な殺され方をした事件は担当する人達だけのものになってしまったのだろうか。時代の流れの一時の出来事になってしまったのだろうか?これからも、繰り返される要素を抱えている現代なのに、根本を追求しようとする声は聞こえてこない。誰が、何処から手をつければよいのかは私にも分からない。皆がそんな風に感じているのかも知れない。
そして、時の流れにまかせて皆が忘れてしまうことが世間の流れである。
今度の事件も、前の事件も対策を講じたほうが良いことは、政治家も著名人も承知していると思います。大事が山積している日本、政(まつりごと)は忙しい・・・
  


Posted by アイデクス at 11:35

2015年03月02日

本(小説)と私 その5

作家は、調査資料を基に登場人物の人格を作って行き、読者にある種の感情を与える。又、
読者の人間性により解釈は様々なので、登場人物は万人万様となる。善人であったのか、悪人であったのかも作家が史実の中から作り上げて行くのであるから、同一人物であっても作家によって、まったく違う主人公となる。ここが、作家の楽しみの骨頂かもしれない。
主人公を世評のままに取り上げたのでは筆が進まなくなるであろう。掘り下げて掘り下げた果てに、もしかしたら此の人物は歴史上に言われているような人格では無く、内に秘めたものがあってこの行動では?等、書いて行くことが楽しいだろうと思います。歴史的に流れが同じであっても、作家によって、登場人物の人格が異なるので小説はおもしろい。

  


Posted by アイデクス at 09:12

2015年02月03日

本(小説)と私 その4

長編(単行本13巻)を読み終わりました。主人公が老齢となり、自分と重なるようになって行きました。作家が創造した主人公の人生観や物事の処理の仕方が私に強い影響を与え、作者に感謝さえする日々が続きました。この年になっても感情が優先してしまい客観的に全体像を捉えて判断を下す力が不足していることを思い知らされました。又、結論を急ぐ癖も反省させられました。還暦を過ぎた私が本の主人公の影響を受け、出した結論が正しかったと痛感したことが2件ありました。この宝は私だけに与えられたものであり、他に伝授できないことが惜しいと思います。  


Posted by アイデクス at 09:07
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